「日本植物圖鑑」
牧野富太郎著　昭和10年第11版　北隆館刊　B6判　牧野博士モノクロ写真１＋口絵カラー図版８＋序４＋凡例３＋目次20＋顕花植物自然分科検索表31＋圖鑑1344頁＋「植物学術語ト其小解」51＋索引（和名）42＋INDEX（ラテン語学名）35頁　外箱付。背革草、ただし背部にイタミ有り。中身本体は状態最良。内容：初版は大正14年、本書は昭和10年第14刷。戦前から戦後、そして現在まで「牧野日本植物図鑑」として永く愛読されてきたわが国の植物図鑑の原型。掲載の全図版はモノクロ線画　

「牧野植物随筆」
結網學人（牧野富太郎）著　昭和22年初版　鎌倉書房刊　B6判　口絵モノクロ写真２＋序/目次10＋本編220頁　表紙カバー付。本体全体には経年によるヤケ、キバミ、シミ少々有り。内容：本書の著者、結網學人は牧野博士のペンネーム。「馬鈴薯の名称を断乎として放逐すべし」、「リョウブの古名ハタツモリの語源」他、全部で28編の随筆を収録。モノクロ線画挿絵30点。「続編」（昭和23年初版）も出た。　

「随筆　植物學九十年」
牧野富太郎著　昭和31年初版　宝文館刊　B6判　口絵モノクロ写真４＋序文（長谷川如是閑著）12＋目次４＋本文238頁　外箱付、ただし箱は経年いよるスレ、特に背部にヤケ、ヨゴレ、イタミ有り。本体も背部にヤケ有り。中身は状態良好。内容：牧野博士が戦前に書き残した随筆「花と私」、「私の信条」、「植物と人生」、「私は植物の精である」他、計32編と最後に娘さんの牧野鶴代著「父の記」も収載。装幀は牧野博士御自身。出版時（昭和31年９月）に博士は御年95歳、一時危篤状態を脱し、回復の兆しを見せたと伝えられています。

「牧野富太郎自叙伝」
牧野富太郎著　昭和31年初版　長嶋書房刊　B6判　口絵モノクロ写真8頁＋本編275頁　外箱付、ただし箱の背部にヤケ、全体にヨゴレ有り。本体に発売時の薄紙カバー付き。見返しに個人蔵印１ヶ所有り。その他状態最良。内容：第一部「牧野富太郎自叙伝」、第二部「牧野混混録」、第三部「父の素顔」（牧野鶴代著）、附録（牧野博士　著書、年譜、創定植物）。

「花と恋して　牧野富太郎伝」
上村登著　1999(平成11)年増補改訂版初版　高知新聞社刊　B６判　374頁　表紙カバー付、帯付。ただし、カバーと帯には若干のスレ有り。本体中身は使用感少なく、状態最良。内容：上村登著「牧野富太郎伝」（昭和30年初版、六月社刊）は、牧野博士存命中に書かれたもので、今回40年振りの再版に当たり、大幅な手直しをし、客観性に徹して純伝記的表現に書き改め、更に「補遺」を添えて出した全面改訂版。第一章「少年時代」、第二章「青雲を抱いて」、第三章「大望『日本植物志』」、第四章「経済的困窮時代」、第五章「花と恋して」、第六章「牧野博士のおもかげ」、補遺、年譜、参考文献、他。口絵モノクロ写真８頁付。